サロンネイルの中でも人気の高いジェルネイルのトップコートを紹介します。最近ではセルフジェルネイルを楽しむ人も増えています。ジェルネイルに欠かせないのが、ぷっくりとした質感と表面の美しさを演出するジェルネイルトップコート。ジェルネイルの仕上がりを左右する重要なアイテムです。今回は『ohora』や『irogel』などARINE編集部がチョイスしたおすすめジェルネイルトップコートと、その使い方をご紹介します。
ジェルネイルの仕上がりはトップコートが左右!
ジェルネイルとは、ジェル状の樹脂を硬化させてカラーやデザインを定着させるネイル方法です。樹脂にUVライトやLEDライトを当てることで硬化するので、短時間で簡単に完成するのが大きな魅力です。
また仕上がりの美しさも人気の理由。透明度が高く、ぷっくりと厚みのある質感が手元をキレイに彩ります。一般的なネイルに比べて長持ちするのもメリットですが、それ故にオフするのに手間がかかるというデメリットも。ジェルネイルのオフ方法は、のちほど詳しくご紹介しますね。
ジェルネイルトップコートの役割
ジェルネイルに必要なアイテムはさまざまありますが、どんなジェルネイルトップコートを使うかで、ジェルネイルの良し悪しが決まるといっても過言ではありません。
ジェルネイルトップコートは、爪にツヤを出す、強度を高めてモチを良くする、ストーンやパーツなどを接着する、などの役割があります。
ジェルネイルトップコートの選び方
ジェルネイルトップコートを選ぶときのポイントは4つあります。どんなジェルネイルにしたいか、ジェルネイルの扱いに慣れているかなどを参考に、自分に合ったジェルネイルトップコートを選びましょう。
1. 仕上がりで選ぶ(ツヤタイプ・マットタイプ)
ジェルネイルトップコートには、ツヤツヤとした光沢のある”ツヤタイプと、すりガラスのようなマットタイプの、大きく2つの種類があります。
ツヤタイプはジェルネイルで人気のぷっくりとした華やさと汚れがつきにくいのが特徴です。マットタイプはザラザラとした質感で落ち着いた印象のジェルネイルで、アートネイルで重宝されています。
2. タイプで選ぶ(ソフトジェル・ハードジェル)
ジェルネイルトップコートはそれ自体の質感でソフトジェルとハードジェルの2つに分けることができます。
ソフトジェルはやわらかなテクスチャで扱いやすく、セルフジェルネイルや初心者におすすめ。アセトンと呼ばれるジェルネイルのリムーバーを利用すれば、簡単にオフできます。ハードジェルは粘性が高く、強度が高いのが特徴。指先を酷使する場合やネイルパーツの固定に向いていますが、慣れるまでに時間がかかることが多いアイテムです。
3. 塗りやすさで選ぶ
ジェルネイルトップコートを選ぶ際は、どんな容器なのかもチェックしておきましょう。ハケがついたポリッシュタイプはマニキュアと同じように使えるので、セルフジェルネイル初心者におすすめです。ジェルネイルトップコート自体もサラッとしたテクスチャのものが多いので、ハケ跡が目立ちにくいです。
クリームケースに似たコンテナタイプは、ポリッシュタイプよりも粘性が高いものが多く、筆を別で揃えなければならなりません。扱いには慣れが必要ですが、デザインに合わせて使う量を変えたり、ラメやホログラムなどを混ぜてオリジナルのトップコートにすることができるので、ネイルアーティストやジェルネイルに慣れてきた人におすすめです。
4. 硬化時間で選ぶ
ジェルネイルトップコートによって、対応するライトや硬化機器のワット数、硬化時間などが異なります。自分が持っている機器に対応しているかどうか、どのぐらいの時間で硬化して欲しいかも、検討しましょう。ジェルネイトを硬化かせるライトにはUV、LED、CCFLといった種類があるので、その点もしっかりチェックしましょうね。
ジェルネイルトップコートの塗り方
1. 爪の根元に適量を取り、根元から爪先まで液体を伸ばすように塗ります
2. (1)を3~5回繰り返します
3. ライトで硬化します
4. 未硬化ジェルを拭きとります
ポイントは爪の根元から爪先まで、ムラにならないように、ゆっくり伸ばしながら塗ること。テクスチャが重いジェルネイルトップコートだとムラなく塗るのが難しいので、粘性の低いものを使うと、塗りやすいです。
また、必ず爪先(エッジ)にも塗っておくこと。はみ出してしまったジェルネイルトップコートはウッドスティックで丁寧に取りのぞいておきましょう。ちょっとした工夫でジェルネイルのモチが良くなります!
ライトで硬化したあとは、爪の表面に残ったジェルを拭きとるのを忘れずに。ジェル用リムーバーをコットンなどに染みこませて、サッと拭きとりましょう。拭きとり不必要のノンワイプタイプなら、ライトで硬化するだけで完成です。
【ネイルオフ】ジェルネイルトップコートのオフのやり方
1. ネイルの色が少し欠けるくらい、少しだけ表面を削ります
2. コットンやティッシュにジェルネイル専用リムーバーを浸して、爪の上に乗せます
3. コットンの上からアルミホイルを巻きます
4. そのまま15分~20分おきます
5. ネイルがふやけている部分をウッドスティックなどで取りのぞきます
マニキュアなどの一般的なネイルに比べて、ジェルネイルはオフするのに時間がかかります。しかし、オフの手間を怠ると自爪が傷つく恐れがあるので、焦らず丁寧にオフしましょう。一度で拭きとれなかった場合は、2~3回に分けてオフしてくださいね。